住宅総合保険の見直し
お部屋の更新シーズン、住宅総合保険の見直しを考えてみませんか?
1月から3月は多くの方がお住まいの更新を迎える時期。
このタイミングは、普段あまり意識することのない「住宅総合保険」を見直す良い機会です。
更新手続きに合わせて、保険内容や保険料を改めて確認してみることで、無駄な支出や不十分な補償を防ぐことができます。
【住宅総合保険の見直しで得られるメリット・デメリット】
住宅総合保険は、火災や風水害、盗難など、さまざまなリスクに対応する保険です。
生活環境や物価の変動に応じて保険内容を見直すことで、以下のようなメリット・デメリットが得られることがあります。
【メリット】
- 保険料の節約
現在のプランと同じ補償内容でも、他の保険会社やプランを選ぶことで、保険料が安くなる場合があります。 - 補償内容の適正化
ライフスタイルの変化や家財の価値が変わった場合、補償内容が現在の状況に合わないことがあります。 - 見直しによって、適切な補償が得られるようになります。
- 新しい特約の追加
最近では、地震や水災、漏水による損害への特約が充実しており、必要に応じて追加することで安心感を高められます。
【デメリット】
- 新たな手続きの手間:保険を切り替える際は、申込書の記入や必要書類の提出など、一定の手続きが発生します。
- 保障の空白期間リスク:新旧保険の切り替えタイミングが適切でないと、保障が一時的に途切れる可能性があります。
- ※見直さなかった場合のリスク※
見直しを怠ると、思わぬリスクが発生することもあります。以下は、家財に関する実際の事例です。
事例:壊れた家電の補償が受けられなかったケース
ある方は、長年住宅総合保険を見直さずに更新を続けていました。
ある日、誤って高価な家電(テレビ)が倒れ、画面が割れてしまったのですが、保険契約を確認したところ、「家財の損害」に対する免責額が5万円に設定されていました。
そのため、購入価格が15万円のテレビに対して、最初に自己負担で5万円を支払わなければならず、保険金でカバーされる部分が少なく、十分に補償を受けられなかったのです。
もし住宅総合保険のを見直していたら…
事前に保険(免責額(自己負担額)等)を見直し、免責額が低いプランに変更していた場合、損害が発生した際に保険金が支払われ、自己負担額が軽減されていた可能性があります。
免責額は保険料と密接に関連していますが、適切な額に設定することが大切です。
【住宅総合保険の見直しはプロに相談を】
住宅総合保険は、火災だけでなく、自然災害や日常生活でのトラブルを幅広くカバーする大切な保険です。
お部屋の更新を迎えるこの機会に、専門家に相談しながら、補償内容や保険料、免責額の適正化を検討してみてはいかがでしょうか?