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「エアコンは壊れてないのに寒い?暑い?友人宅での体験と住まいのヒント」

建物維持・室内設備関連

池田 綾子

筆者 池田 綾子

管理営業部の池田です。オーナー様と入居者様、双方が安心してお取引できるよう、建物の維持管理から入居者様対応まで、スムーズな運営をサポートします。「空室対策」や「修繕・リフォームのご相談」などもお任せください!安心して管理をお任せいただけるよう、きめ細やかな対応を心がけています。

少し前、冬に友人が住んでいたワンルームで起きた不思議な体験です。
エアコン自体は正常に動いているのに、部屋全体がなかなか暖まらないのです。

原因はエアコンの温度センサーの位置とクローゼットの配置にありました。

・エアコンの温度センサーは壁側に設置され、
・その真下にはクローゼットが作られていたため、
・暖かい空気はほとんどエアコン周辺で循環してしまい、部屋全体に行き渡らなかったのです。

イメージ図


●メーカー担当者の返答
友人が不具合を心配して管理会社に連絡したところ、手配されたメーカーの担当者からは次のような説明がありました。

「エアコン自体は正常です。センサーが壁側にあって、その真下のクローゼットの影響で、暖かい空気が部屋全体に回りにくくなっています。
設置環境による現象なので、センサーの位置は変えられません。対応策としてはサーキュレーターなどで空気を循環させることくらいですが、効果は少しだけです。」

つまり、故障ではなく設置環境の影響が原因だったのです。

●どうしてこうなるのか?
エアコンはセンサーで周囲の温度を測って運転します。
センサーの近くだけが暖かいと、部屋全体が寒くても「十分暖かい」と判断してしまいます。
さらにクローゼットが風の通り道を遮ると、暖気が奥まで届かず、足元は冷えたままに。

●入居者としてできる対策
・サーキュレーターや扇風機で空気を循環させる
・風向きを下向きや横向きに調整する
・クローゼットや家具の配置を少し変えて風の通り道を作る

●建築・購入・リノベーションのときに気をつけたいポイント
・エアコンの設置場所やセンサー位置を確認
・暖房効率を考えたクローゼットや家具配置を検討
・部屋の断熱性能や窓の種類(シングルガラス/二重窓)も暖かさに影響

ちなみに、夏は夏で冷房効率も同じ理由で影響を受けます。
クローゼットが冷気の流れを遮ると、部屋の奥まで冷えにくくなることがあります。

これから住まいを購入したりリノベーションしたりする際は、エアコンの設置場所や家具の配置も暖房・冷房効率に大きく影響します。
快適な住まいづくりの参考にしてみてください。



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