お風呂のつまりの予防
トイレに続きお風呂のつまり予防のお話です。
お風呂のつまりを予防するためには、以下の方法を日常的に取り入れると効果的です。
1. 排水口の定期的な掃除
- 髪の毛を取り除く
入浴後に排水口の目皿やヘアキャッチャーにたまった髪の毛をこまめに取り除きます。 - 専用ブラシや掃除用具を使用
排水口の奥に汚れがたまりやすいので、専用ブラシでこまめに掃除します。 - 2. 髪の毛やゴミを流さない工夫
- フィルターを活用
髪の毛やゴミをしっかりキャッチする専用の排水口カバーやネットを使用しましょう。 - 体を浴室外で軽く流す
お風呂に入る前に、ブラッシングやシャワーで髪の毛や汚れを軽く落とすことで、つまりを減らせます。 - 3. 定期的な洗浄
- パイプクリーナーの使用
市販のパイプクリーナーを1~2か月に1回使って、排水管内の汚れや石鹸カスを取り除きます。 - 重曹とお酢で自然洗浄
重曹を排水口にふりかけ、その上にお酢をかけて泡が出るのを待ち、最後に熱湯で流します。 - 4. 石鹸カスや油分を抑える
- 使う石鹸の見直し
固形石鹸や油分の多い製品は、排水口で固まりやすいことがあります。液体石鹸などに切り替えるのも一つの方法です。 - お湯でしっかり流す
洗髪後やお風呂の最後に、熱めのお湯を流して石鹸カスや油分を流れやすくします。 - 5. 注意するポイント
- 異物を流さない
ヘアピンやビニール片など、排水口に異物が落ちないよう注意しましょう。 - 早めの対処
水が流れにくくなったら、すぐに掃除やクリーナーを使用して対処してください。
これらの対策を習慣化することで、つまりを防ぎ、お風呂の排水トラブルを減らすことができます!
もし詰まってしまったら(´д`lll)
賃貸物件でお風呂の排水が詰まった場合は、対処方法に注意が必要です。賃貸ならではのルールや対応方法を以下にまとめました。
1. 自分で解決できる場合
- 簡単な掃除や軽い詰まりの対処は自分で行って問題ありません。
- 排水口の髪の毛やゴミを取り除く。
- 重曹やお酢、ラバーカップ(スッポン)で詰まりを改善する。
- 市販のパイプクリーナーを適切に使う。
注意点:
- 強力な薬剤(酸性・アルカリ性)の使用は、配管を傷める可能性があるため控えめに。
- 修理が必要になるほど配管を傷つけた場合、費用負担を求められることがあります。
- 2. 責任の範囲を確認
- 賃貸物件では、日常的な掃除や軽微な修理は借主の責任とされることが多いです。
- 例えば、髪の毛や汚れが原因の場合、借主側で対処するのが一般的です。
- 一方で、排水管の劣化や設置不備が原因の場合は、オーナー様や管理会社の責任になる場合があります。
- 3. 管理会社やオーナー様に相談
- 自分で対処できない場合や詰まりがひどい場合は、管理会社やオーナー様に連絡しましょう。
- 相談の際には、いつ頃から詰まり始めたのか、どのように使っていたのかを具体的に伝えるとスムーズです。
- 勝手に業者を手配しないことが重要です。事前に相談しないと、修理費用が自己負担になる可能性があります。
- 4. 業者の手配について
- 管理会社やオーナー様が対応する場合は、指定の業者を手配してくれることがほとんどです。
- もし自分で業者を呼ぶ場合、費用はオーナー様負担になるか借主負担になるか、必ず事前に確認しておきましょう。
- 5. 原因を明らかにする
- 使用方法に問題がある場合
借主様が負担するケースが多いです。例:大量の髪の毛を放置していた、異物を流したなど。 - 設備の老朽化が原因の場合
オーナー様が修理費を負担するケースが一般的です。 - 6. 修理後の予防を心がける
- 詰まりが解消された後は、定期的な掃除や排水口のケアを行い、トラブルを防ぎましょう。
- 賃貸契約の退去時に詰まりや配管の問題が見つかると、クリーニング費用を請求される場合があります。
- 緊急性が高い場合
- 水漏れやあふれる危険があるときは、すぐに管理会社や大家さんに連絡しましょう。
- 夜間や休日の場合は、契約書に記載された緊急連絡先を確認してください。
賃貸物件では、自分で解決しようとしすぎず、トラブルを悪化させる前に適切な相談をすることが大切です!