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お風呂の鏡(ミラー)の汚れ・お手入れと費用について

対応方法

池田 綾子

筆者 池田 綾子

管理営業部の池田です。オーナー様と入居者様、双方が安心してお取引できるよう、建物の維持管理から入居者様対応まで、スムーズな運営をサポートします。「空室対策」や「修繕・リフォームのご相談」などもお任せください!安心して管理をお任せいただけるよう、きめ細やかな対応を心がけています。

お風呂の鏡は、毎日使ううちに水垢やウロコ汚れが付着し、時間が経つと白く曇って見えにくくなります。
見た目だけでなく、清潔感にも関わるため、日頃からのお手入れが大切です。

鏡の汚れ・劣化の原因
1.水道水中のカルシウムやマグネシウム
 水滴が乾くとミネラル分が残り、ウロコ状の白い汚れに。
2.石けんカスやシャンプーの成分
 これらが混ざって乾燥すると、頑固なくもりに変化します。
3.経年劣化による裏面の黒ずみ
 鏡の裏側の銀膜が傷み、黒いシミのような「黒ずみ」が発生することがあります。
 → この状態は清掃では改善できず、交換が必要です。



入居中のお手入れについて
鏡は入居時の状態でお渡ししており、多少の汚れやくもりがあっても通常は使用に支障がありません。
入居中に交換することはほとんどありません。

日常のお手入れのポイント
・お風呂上がりに水滴を拭き取る


・水切りワイパーを使う


・酢やクエン酸を薄めた水で軽く拭く(頑固な汚れには専用クリーナーも可)



鏡の研磨・交換が必要になる場合
以下のような場合は、研磨や交換が必要で、通常の清掃費用とは別に費用が発生する場合があります。
・鏡を落として割ったり、ヒビを入れた場合
・強い洗剤や研磨剤でコーティングを傷つけた場合
・水垢やカビを長期間放置して、鏡の腐食が進行した場合
・通常の清掃を怠り、使用状態が悪化していると判断された場合
契約書や特約で「鏡の研磨・交換費用は入居者負担」と明記されている場合

原状回復の費用負担について
鏡の汚れやウロコは、通常使用による経年劣化として扱われる場合が多く、原則として入居者様の費用負担にはなりません。
ただし、上記のような状況や特約に基づく場合は、入居者負担として費用が発生することがあります。
普段から水滴を拭き取る、汚れをためないなど、日常的なお手入れで負担のリスクを減らせます。

まとめ
・鏡の曇りやウロコは日常ケアである程度予防できる
・裏面の黒ずみや破損は清掃では改善できず、交換が必要
・研磨や交換費用は通常清掃費用とは別で、契約内容や使用状況によって入居者負担になることもある


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