
エアコンの異常・故障の原因と対応方法(応急処置付き)
今日は エアコンの異常・故障の原因と対応方法(応急処置付き) についてお話しします。
エアコンに関する話題を続けてお届けしてきましたが、本日は 「もしエアコンが不調になったら?」 という視点で、よくあるトラブルの原因と対処法を解説します。
急に冷えなくなったり、異音がしたりすると焦りますが、慌てずに原因を確認し、適切に対応することが大切です。
賃貸物件の場合はエアコンが設備として備え付けられていることが多いため、まずはご自身で業者を手配せず、管理会社やオーナー様に連絡してください。
そのうえで、応急処置として自分でできることもありますので、いざというときの参考にしてください!
★まずは取扱説明書をご確認ください!
新しいエアコンは、従来の機種にはない動作(結露防止・自動清掃など)を行うことがあります。
そのため、実際には故障ではないのに不具合と勘違いされる場合がございます。
室内に取扱説明書がある場合は、まずそちらをご確認ください。
見当たらない場合は、インターネットで「型番+取扱説明書」と検索するとご覧いただけます。
★共通の応急処置!
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
1. エアコン本体の異常
1-1. ⚡電源が入らない
【原因】
- ・電源プラグが抜けている
- ・ブレーカーが落ちている
- ・内部基板の故障
- 【対応方法】
- ・電源プラグやブレーカーを確認し、しっかり差し込む・再投入する
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。(基板の故障の可能性あり)
【応急処置】
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
・本体カバー内にあることが多い手動運転ボタンを試す
⬇️例)手動運転ボタン
1-2. 風が出ない・冷えないときの確認ポイントと対処法
① 風が出ない/送風が弱い
【原因】
・フィルターの目詰まり
【対処方法】
- ・フィルターを掃除する(2週間に1回が目安)
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。
【応急処置】
- ・フィルターを一度外して運転してみる → 風が出れば、フィルターの目詰まりが原因の可能性大
- ・エアコンを一度停止し、10分程度経ってから再度運転 → 一時的な不具合であれば改善することがあります
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
② ❄️冷たい風が出ない/冷えが弱い
【主な確認ポイント】
- ・フィルターの目詰まりはないか(掃除は定期的に)
- ・窓やドアが開いていないか(冷気が逃げていないか)
- ・設定温度が高すぎないか(28℃設定などになっていませんか?)
- ・外気温が非常に高いとき(35℃以上)は冷えるまで時間がかかることも
【対処方法】
- ・設定温度を最低温度に調整し、しばらく様子を見る
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
- ・直射日光を避ける(カーテン・ブラインドの活用)
- ・フィルター掃除や室内の気密性も確認する
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。
豆知識:猛暑日にはエアコンの冷房能力にも限界があります。サーキュレーターや扇風機で空気を循環させると冷えやすくなります。
1-3. 水漏れする(室内機からポタポタ)
【原因】
- ・ドレンホースの詰まり
- ・熱交換器の結露
・対応方法
- ・ドレンホースを掃除(ホコリ・カビ詰まりが原因)
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。
【応急処置】
・掃除機でドレンホースの詰まりを吸い出す
・タオルやバケツで水を受ける(応急処置)
⬇️ドレンホースクリーナー例
2. 運転やタイマーランプの点滅
【原因】
- ・エアコン内部の異常検知(フィルター詰まり、温度センサー異常など)
- ・エラーコードによる故障サイン
【対応方法】
- ・一旦エアコンの電源を切り、5~10分後に再起動してみる
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
- ・取扱説明書で点滅パターンやエラーコードの内容を確認する
- ※取扱説明書はお部屋にある取扱説明書がまとまったファイルから確認するか、インターネットから「エアコン 型番(実際の型番) 取扱説明書」と検索ください(物件によっては取扱説明書がまとまったファイルがない場合もございます)
- 管理会社やオーナー様に連絡し、修理を依頼してください。
【応急処置】
・フィルター掃除や冷房設定のリセットを試してみると改善することがあります。
3. 室外機の異常
3-1. 室外機が動かない
【原因】
- ・ブレーカーが落ちている
- ・冷媒ガス不足
- ・コンプレッサーの故障
・対応方法
- ・ブレーカーを確認し、再投入
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。
【応急処置】
・室外機の裏側のゴミを取り除き、風の流れを確保する
・ブレーカーを一度落とし、10分後に再投入
3-2. 室外機から異音がする
【原因】
- ・異物が入っている
- ・ファンのバランスが崩れている
【対応方法】
- ・室外機の周りの障害物を取り除く
- ・修理業者に相談
【応急処置】
・室外機の下にゴムマットを敷いて振動音を軽減する
・異音の発生源を確認し、ファンに異物が絡まっていないかチェック
3-3. 室外機が霜や氷で覆われる(冬場の暖房が効かない)
【原因】
- ・気温が低すぎる
- ・霜取り運転が正常に作動していない
【対応方法】
- ・霜取り運転(デフロスト)を実行する
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。
【応急処置】
・送風運転で霜を溶かす(30分程度)
・室外機にぬるま湯をかける(急激な温度変化は避けてください)
4. リモコンの異常
4-1. リモコンが効かない / 反応が悪い
【原因】
- ・電池切れ
- ・赤外線送信部の故障
【対応方法】
- ・電池を交換する
- ・リモコンの赤外線送信部が汚れていないか確認する
【応急処置】
・リモコンのリセットボタンを押す(ない場合は電池を抜いて5分待つ)
・コンセントを抜くまたはブレーカーを一度切り、~1時間後に再投入
(エラーがリセットされることもあります)
4-2. リモコンの表示が消える / 画面が見えにくい
【原因】
- ・電池の電圧低下
- ・液晶の不具合
【対応方法】
- ・新しい電池に交換
- 管理会社やオーナー様に相談してください。自身で設置した場合は修理業者に相談を。
(リモコンの交換が必要な場合があります。軽微な小修理は借主様負担となる場合があるので、まずは管理会社にご確認ください)
【応急処置】
・電池を入れ直す(接触不良が原因のこともあります)
・スマホのカメラでリモコンを見る(赤外線が出ているか確認)
5. まとめ
エアコンが故障した場合、本体・室外機・リモコンのどこに異常があるかを特定し、それぞれ適切に対応することが重要です。
【よくある故障の原因】
- ・本体:フィルターの汚れ、水漏れ
- ・室外機:ゴミ詰まり、霜付き
- ・リモコン:電池切れ
【試せる応急処置】
- ・フィルター清掃(目詰まりが多いため)
- ・リモコンのリセット(電池を抜く→5分後に再装着)
- ・ドレンホースの掃除機吸引(水漏れ対策)
【異常が続く場合の対応】
-賃貸の設備の場合-
➡ すぐに管理会社やオーナー様へ連絡し、修理対応を依頼してください。
-自身で設置したエアコンの場合-
➡ 修理業者へ相談し、適切な対応を依頼してください。
焦げ臭いにおいや異音がする場合は、使用を中止し、直ちに連絡を!
