急な離職や解雇… 家賃どうする?
住居確保給付金を知っていますか?
コロナ禍で仕事を失ったり、収入が減って家賃の支払いが難しくなった人は多くいました。しかし、「住居確保給付金」という制度があることを知らず、利用できなかった人も少なくありません。
住居確保給付金とは?
住居確保給付金は、失業や収入の減少によって家賃の支払いが難しくなった方を支援する制度です。一定の条件を満たせば、市区町村から家賃相当額の補助を受けることができます。
生活保護とどう違うの?
住居確保給付金と生活保護の大きな違いは、目的と支援の範囲です。
・住居確保給付金:家賃の支払いを一時的にサポートする制度。受給中は求職活動を行う必要があります。家賃補助のみで、生活費の支援はありません。
・生活保護:生活全般の最低限の収入を保障する制度。住居費に加え、食費や医療費なども含めて支援を受けられます。求職中だけでなく、働けない事情がある人も対象になります。
どんな人が対象?
・仕事を失った、または収入が減って生活が苦しくなった方
・ハローワークなどで求職活動を行っている方
・世帯収入や預貯金が一定の基準以下の方
どんな支援が受けられる?
・家賃相当額(上限あり)が一定期間、直接オーナー様や管理会社に支給されます
・期間は原則3カ月(最長9カ月まで延長可能)
どうやって申し込むの?
・お住まいの市区町村の窓口や福祉事務所で相談・申請ができます。オンライン申請を受け付けている自治体もあります。
まずは相談してみよう!
「家賃の支払いが厳しい…」と感じたら、早めに自治体の窓口に相談することが大切です。支援を受けられるかどうか、専門の担当者が丁寧に案内してくれます。
少しでも不安があれば、ぜひ調べてみてくださいね。
厚生労働省
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