賃貸退去時の注意事項
賃貸物件を退去する際は、さまざまな手続きが必要になります。
特に、解約通知のタイミングやライフラインの停止手続き、住所変更などを忘れてしまうと、余計な費用が発生したり、大切な郵便物が届かなくなったりすることも。
また、契約更新時期をまたぐと更新料が発生する場合があるため、退去日を慎重に決めることも重要です。
ここでは、退去時に注意すべきポイントや、見落としがちな手続きをわかりやすくまとめました。
ぜひチェックリストとして活用し、スムーズに退去手続きを進めましょう!
1. 退去通知の提出(早めの連絡を!)
✅ 退去日が決まったら、まず管理会社やオーナー様へ通知を!
・契約書に記載された「解約通知期限」(1ヶ月前もしくは2ヶ月前が一般的)までに連絡しましょう。
・通知方法(書面・メール・電話など)は契約ごとに異なるので、事前に確認。
・期限を過ぎると、余分な家賃が発生する可能性があるので注意。
・パッと分かる一覧・印刷用チェックリストはこちら
⬇️弊社管理物件お住いの方はこちらからお手続きください。
✅ 更新時期に注意!(重要)
・退去日が契約更新をまたぐと、更新料の支払いが発生します。
・更新月が近い場合は、解約通知のタイミングをよく確認し、不要な費用がかからないよう調整しましょう。
2. 退去日までの準備(忘れがちな手続きもチェック!)
✅ 電気・ガス・水道などの解約手続き
・電気:立会いがある場合は、退去日まで契約を継続。換気扇などの電気設備を確認するため通電が必要。
立会いがない場合は、ご自身の退去タイミングに合わせて解約し、退去時にブレーカーを落とす。
・ガス:立会いが必要な場合が多いため、事前に予約しておく。
・水道:水道局へご自身の退去タイミングに合わせて解約をする。
✅ 郵便物の転送手続き(意外と忘れがち!)
・郵便局の「転居・転送サービス」を利用すると、1年間は新住所へ転送してくれる。
✅ ネットショップの住所変更(うっかりミス注意!)
・Amazonや楽天などのネットショップの登録住所を変更し忘れると、旧住所に荷物が届くことも。
・特に定期購入している商品は、次回配送前に住所変更を確認!
✅ 宅配ボックスの荷物確認(放置注意!)
・退去前に宅配ボックスに未受取の荷物がないかチェック。
・旧住所に届いた荷物は受け取れなくなる可能性があるため、事前に配送状況を確認する。
✅ インターネットの解約(忘れがち!)
・プロバイダーや光回線の解約を忘れると、退去後も料金を請求されることがあるので要注意。
・光回線の撤去工事が必要な場合もあるため、早めに連絡を。
✅ 住宅総合保険の解約・返金確認
・住宅総合保険(火災保険)の中には、契約期間の途中で解約すると返金される場合があります。
・退去前に契約内容を確認し、返金対象であれば手続きを忘れずに。
✅ この住所で登録しているものの解約・変更手続き(重要!)
退去後も旧住所に情報が残っていると、郵便物が届いたり、不要な請求が発生することがあります。以下のものをチェックしましょう。
・金融関連(銀行、クレジットカード、証券口座など)
・公的手続き(住民票、運転免許証、健康保険、年金など)
・通信・サービス関連(スマホ請求先、NHK、サブスクなど)
・車・バイク関連(車両登録、駐車場契約、自動車保険など)
✅ 室内に備え付けの説明書・リモコンの確認(誤って持ち出し・処分に注意!)
3. 退去前の掃除と片付け(引っ越し後に掃除できない場合の対策も)
✅ 自分で掃除する場合(退去前に済ませる)
・床のホコリや汚れを拭き取る(特にキッチン・トイレ・浴室など)
・壁や扉の汚れを軽く拭く(傷や汚れが目立つと修繕費用がかかる場合あり)
✅ 時間がない人・すぐに引っ越し先へ行く人向けの対策
・掃除をする時間がない場合は、最低限の片付けだけでもしておく(ゴミをまとめる、ホコリを払う など)
・事前に計画立ててゴミを分別して捨てておく(処分が間に合わない場合は、新居で処分)
・汚れがひどいと、敷金からの清掃費用が増額される可能性があるため、できる範囲で清掃しておくのがおすすめ!
✅ ゴミの処分を忘れずに!
・粗大ごみの回収は予約が必要なことが多いので、早めに申し込む!
・回収が間に合わない場合は、新居で処分することも検討しましょう。
4. 退去立ち会いと鍵の返却
✅ 管理会社やオーナー様、もしくは立会業者と室内確認を行う(立ち会い必須の場合あり)
✅ 鍵の返却(スペアキーも含む)
✅ オートロックの登録解除(対象物件のみ)
5. 敷金・精算費用の確認
✅ 敷金の返還や修繕費の確認(契約内容を要確認)
✅ 更新料の無駄な支払いを避ける!
スムーズな退去のために…
スムーズな退去のためには、更新料の発生を避けるために退去日を調整し、住所変更や宅配ボックスの確認、住宅総合保険の返金確認などを忘れずに行いましょう。また、粗大ごみの回収が間に合わない場合は、新居で処分するのも一つの方法です。
計画的に準備を進め、気持ちよく新生活をスタートしましょう!